数学工房の通常講座は、入門6コース(I.A、I.B、I.C、I.D、I.E、I.F)、
初級2コース(G.、E.A)中級2コース(M.A、M.B)の計10コースです。
入門コースは、現代的な数学の語法文法に慣れること、あるいは、
数学の重要な概念の由来、自然な考え方を理解する為の手解きです。
I.A.、I.D、I.F は、先のレベルに行くのに必須の講座で技術的性格の強い内容を含んでいます。
I.B,I.C、I.E は、そのときそのときで会員の要望を取り入れつつ、
楽しみも加味して様々なトピックスを扱っています。易しいものから高度なものまで、
レベルフリーにしています(したがって不定期です)。
初級コースは、数学工房の一番基本のコースで、原則としては、
抽象の理解と使いこなしを中心とした型稽古の色彩の強いセミナーです。
高度な数学を身につけたい人にとっては必須のコースです。
中級コースは、代数・解析・位相の総合演習です。入門コース、初級コースでのご自身の理解度、
習熟度を確かめつつ学び直す講座です。講座の性格を良くご理解の上御登録ください。
以上、講座編成の原則を述べましたが、必ずその通りに取らなければならないということではありません。
人それぞれ個性があります。独学の方に多いのですが、初めから中級コースを取り、
そこでご自身に足りないものを見出す方もおられます。
また、途中でつまづいても気にせずに先のコースに進み、
しばらく置いて基礎コースを取り直したらよく判ったという方もあります。
基本のコースの本当の重要さ、困難さが分かるのは、中級コースの講座で真に使いこなすときなのです。
尚、講座開始1時間前には、教室に入れますので、事前の準備にご利用ください。
又、自主活動グループによる復習セミナーなどの企画もあるようですので、
ホームページ等でのお知らせに注意してご活用ください。
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